それぞれのメリットとデメリット

前回の記事では、Amazon輸入ビジネスには、

「在庫セラー」と「無在庫セラー」とがいるということをお話しました。

ここで、

どちらにするべきか迷ってしまった人もあるかと思いますので、

それぞれのメリットとデメリットについてお話しておきましょう。

 

注文から商品到着までの時間

前回も述べましたが、

ここでご紹介したような方法を採用してAmazon輸入ビジネスに取り組む人は、

FBAを利用することが多いので、

「早く欲しい」というAmazonの顧客のニーズに

対応しやすいというメリットがあります。

「いいな」と思ったら人は、

できるだけ早く手に入れたいと思うものです。

実店舗で手に入れて、

家に帰って包装を解くまでのワクワク感というものが、

ショッピングの快感です。

Amazonで注文して、期待をしながら待つ……。

その忍耐力は人それぞれでしょうが、

Amazonで注文する人は、

あんまりのんびりと待っている人ではありません。

それならもっと安いお店を検索して、

そこから購入するでしょう。

無在庫セラーの場合、

お客様に最低でも2週間の忍耐を要求することになります。

それが、

「2週間期待しながら待つ」という

ポジティブな価値観につながればいいのですが、

必ずしもそうとは言えません。

人間の気分というのは、時間がたつとかわることも多いものです。

「昨日は何だか素敵に見えたけど、

今日はそんなでもないな」とか、

「昨日は思い切って購入ボタンを押したけど、

考えてみたら今月はほかにも出費があるから、

がまんしよう」などというように、

お客様の気分や状況も変わる可能性があります。

そうしたときに、「キャンセル」が発生するわけです。

 

キャンセル

Amazonは、比較的簡単にキャンセルや返品ができる、

という話もあります。

実際、商品の発送前であれば、

「キャンセル」はそれほど難しくはないようです。

何故なのかは、

キャンセルを受け付けずに商品を発送した場合のことを考えれば、

なんとなく予想はつきますね。

 

返品するときには、返送料金はお客様の負担です。

その金銭的負担と返送の手間を考えれば、

しぶしぶながらも、

商品を購入したほうがお客様にとっては、損がないわけです。

ですが……。

キャンセルに応じてくれなかったセラーに対する不満は収まりません。

当然、セラーに対する評価は低いものとなるでしょう。

場合によっては、理不尽な評価もつきかねません。

セラーにとって、

「評価」は今後の経営を左右する重要なものですから、

命とりにもなりかねないのです。

 

ですから、

セラーは「キャンセル」には応じるしかない、

つまりAmazonでは「キャンセル」がしやすいというわけです。