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e-Taxの基本について知りたい方は「確定申告のe-Taxについて(前編)」をご覧ください。

確定申告にてe-Taxなら控除ももれなく入力

「収入金額・所得金額入力」の入力が済んだら

「入力終了(次へ)>」ボタンをクリックします。

 

「所得控除入力」ページが表示されます。

控除には「所得控除」と「税額控除」があります。

ここでは「所得控除」を入力します。

 

「社会保険料控除」は支払った健康保険料や年金保険料に対する

控除ですので誰かの扶養家族に入っていない人は控除がありますね。

他の控除がある人は忘れずに申告しましょう。

 

生命保険料などは「生命保険料控除証明書」などが

送られてきているかと思います。

これらは本来確定申告書に添付するものですが

「e-Tax」の場合は提出義務が免除されていて

5年間保管することになっています。

 

医療費控除のための医療機関やドラッグストアなどの

領収書も同じ扱いです。

念のために他の領収書類と共に紙袋などに入れて

7年間保管することをおすすめします。

大切な書類ですので少なくとも5年間は決して捨てないでください。

 

「勤労学生控除」は納税者本人が所得税法上の勤労学生に当てはまる

場合に受けられる控除です。

 

「障害者控除」は納税者本人又は配偶者や扶養家族が所得税法上の

障害者に当てはまる場合に受けられる控除です。

 

「配偶者控除」は配偶者の年間所得が38万円以下の場合の控除です。

「配偶者特別控除」は配偶者の年間所得が38万円を超えるために

配偶者控除が受けられない場合に

配偶者の所得合計に応じて受けられる場合があります。

 

ですから両方適用されることはありません。

「扶養控除」とは所得税法上の控除対象扶養家族に対して

控除されるものです。

 

現在は16歳未満の子供は控除対象となりませんので注意が必要です。

「納税者と生計を一にすること」が条件ですので

同居していても扶養家族ではない場合がありますし

別居でも扶養していれば扶養家族となります。

 

「基礎控除」は誰もが受けられる控除で

額は「38万円」と決まっていますので最初から表示してあります。

所得から「所得控除の合計額」を引いた金額が課税所得額となります。

 

「所得控除」が入力し終わったら「入力終了(次へ)>」をクリックして

「税額控除」に移ります。

「税額控除」では計算された税額から控除されますので

該当する人は忘れずに入力してください。

 

最後に「その他の項目」を入力して終わりです。

「青色申告特別控除」を受ける人はここで控除されているます。

 

確定申告にてe-Taxでの所得税、復興特別所得税の申告

所得税と復興特別所得税の入力が終了したら

「計算結果確認」ページが表示されます。

 

所得税と復興特別所得税の入力フォームは平成26年分から

新方式が取り入れられて新方式と旧方式の確定申告書のフォーマットに

入力する方法が選べるようになっています。

 

新方式を選択している人はこの「計算結果確認」ページで

初めて確定申告書(に似た)フォーマットを見ることになります。

ここで入力した内容を確認していきます。

 

左上から「収入金額等」に「事業所得」や「雑所得」が表示されます。

次に「所得金額」は上の「収入金額等」から計算された内容となります。

ここで入力もれや入力間違いがあれば「収入金額・所得金額を修正する」を

クリックして修正します。

 

次に「所得から差し引かれる金額(所得控除)」の欄で

「所得控除」が表示されています。

表示された控除額が入力額よりも少ないところは上限の決まっている

所得控除で上限を超えていることが考えられます。

 

「生命保険料控除」などは上限が低く設定されていますので

実際に支払った金額よりも控除額が少なくなるかと思います。

以前は「損害保険料控除」がありましたが今は「地震保険料控除」と

なって控除対象が狭くなっています。

 

次に右上には「税金の計算(税額控除等)」があります。

まず左側で計算された「課税される所得金額」に対しての税額が

計算されてその後計算された税額から「税額控除」が

引かれます。

 

ここでわかるように同じ控除額でも「所得控除」よりも「税額控除」の

方が断然大きな控除となるのです。

「税額控除額」が引かれた「税額」から「災害減免額」が引かれて

最終的な「所得税」が決定します。

 

そして「所得税」に応じて「復興特別所得税」が計算されます。

そして「源泉徴収」などですでに納めた税額が引かれて

「申告納税額」が決まります。

 

さらに中間期に「予定納税額」を納めていればここで引かれます。

最後に「納める税金」または「還付される税金」が表示されます。

 

下の段は「分離課税」の申告です。

「不動産の売買」や「株の売買」の投資

「退職所得」などで一時的な所得を得た場合は

他の所得とは分離して税額を計算します。

不動産屋さんとかで事業としての取引は事業所得になりますので

あくまでも一時的な取引となります。

 

以上で所得税と復興特別所得税の申告書は終了です。

データを保存して住民税に進みましょう。

 

 

確定申告にてe-Taxで住民情報等を入力する

「所得税」と「復興特別所得税」の入力と確認が終わったら

「住民税等入力」ページが表示されます。

 

ここで「住民税・事業税に関する事項」を確認します。

確認が済んだら「入力終了(次へ)>」ボタンをクリックします。

 

「住所・氏名等入力」ページが表示されます。

このページで納税者の「住所」「氏名」

還付金額がある場合は「振込先銀行口座」等を入力します。

 

まずは「納税地」ですが「事業所等」にするには事前に届け出が必要です。

事前に「事業所等」を納税地とする届けを出していない場合は

「住所」となります。

「住所」は「字」とか番地の書き方とかが

住民票と同じ表記になるように心がけましょう。

 

「提出先税務署」は「納税地」を所轄する税務署です。

初めて確定申告する場合は面倒でもしっかりと確認しましょう。

 

職業・世帯主では「開業届」を提出してあれば

「開業届」に記載した「職業」「屋号」を記入します。

「提出年月日」は「年月」だけでも「年」だけでも入れておきましょう。

 

「番号」は「開業届」を提出してあれば税務署から

確定申告書が送られてくるかと思いますがそこに書かれています。

「わかれば書く」のですが通常は空欄でOKです。

 

「還付について」の「還付金額」欄に数字が入っていたら

還付金の受け取り方法はとても大切です。

 

必ず正確に記入しましょう。

 

記入したら「申告書等作成終了 次へ>」をクリックします。

「送信準備(送信前の申告内容確認)」ページが表示されます。

ここで入力した申告書を確認できます。

 

すべての申告書の記入が終了したことになります。

すべての申告書のチェック欄にチェックが入っていることを確認して

「帳票表示・印刷」をクリックします。

PDFファイルが表示されますので確認します。

 

下に「決算書等帳票の表示」もありますのでここもクリックして

「送信前の申告内容確認(決算書等)」のページで

「帳票表示・印刷」ボタンをクリックして確認します。

ここでも一度「入力データを保存する」で保存しましょう。

 

修正個所があれば「<戻る」ボタンで入力ページに戻りますが

ちょっと面倒です。

そんなときは一度閉じてもう一度「→作成再開」で今保存したデータを

読み込んで再開したほうが楽です。

 

確定申告をe-Taxにて送信する

申告書の入力が終わったらいよいよ送信の準備です。

「送信準備(送信前の申告内容確認)」で申告書の確認が済んだら

「次へ>」ボタンをクリックします。

 

「送信準備(利用者識別番号等の入力)」ページが表示されます。

自分の名前が表示されていることを確認します。

 

「利用者識別番号」に間違いがないか確認しましょう。

この番号で納税者を特定していますのでこの番号が間違っていると

せっかくの確定申告が届かないことにもなりかねません。

 

申告を税理士さんにお願いしている場合は

「税理士等に関する入力欄(任意入力)」に入力しますが

自分で送信する場合は空欄で送信します。

 

「決算書等の送信(任意入力)」は「電子交付」された源泉徴収票などを

送信する場合にチェックします。

「他の会計ソフトを利用する場合(任意入力)」のチェックは

「e-Tax」対応の会計ソフトや単体の「e-Tax」ソフトなどで

送信する場合にチェックします。

 

そのまま送信する場合にはチェックせずに進みます。

「電子データ」を添付せずに自分でそのまま送信する場合は

このページでは確認するだけで何もチェックする必要はありません。

 

ここでは必ず「入力データを保存する」をクリックしてデータを

保存しておきましょう。

このデータを送信することになります。

ICカードリーダライタがちゃんと動いていることを確認して

念のために「住民基本台帳カード」を挿入しなおして

ICカードの読み込みが済んでいることを確認します。

「入力終了(次へ)>」ボタンをクリックします。

 

「申告書等送信」画面が表示されます。

「ICカードの準備」では「住民基本台帳カード」の場合は

「公的個人認証サービス」を選択します。

よければ「次へ」ボタンをクリックします。

次の画面で求められるパスワードに対するメッセージが表示されます。

4文字以上16文字以内のパスワードで

「利用者識別番号取得時に設定した暗証番号とは異なります」

とのことですね。

 

市区町村の窓口で「電子証明書の発行時に登録した」パスワードで

数字のみの場合が多いと思います。

5回間違えるとロックされますが暗証番号とパスワードは

3種類のはずですので落ち着いて入力してください。

「電子証明書の内容確認」画面が表示されます。

「有効期限」だけはチェックしておきましょう。

 

「次へ」ボタンをクリックします。

「電子申告書等データの送信」画面が表示されます。

また「暗証番号」です。

ここの「暗証番号」は利用者識別番号取得時に設定した暗証番号です。

8文字以上で英数文字です。

以上で送信は終了です。

 

「受信データ」等はすべて「ダウンロード」ボタンをクリックして

保存しておきましょう。

 

確定申告でe-Taxにて送信したあとの作業

無事に「e-Tax」で送信が済んだら一安心ですね。

まだ画面を閉じずに送信したあかしを残しておきましょう。

確定申告した内容が必要になるときがあります。

ここで必要なデータを保存することにより確定申告したことが

証明できます。

 

画面を閉じちゃった人はもう一度Topページの「→作成再開」から

再開してもう一度送信してでも残しておきましょう。

 

何度か送信した場合には最後に送信した内容が申告データになります。

送信して「次へ」で進むと「送信票兼送付書等印刷」のページが表示されます。

申告書のデータはpdfファイルで保存しますので「Adobe Reader」を

インストールしていない人はインストールしておきましょう。

 

「e-Tax」で申告した人はpdfファイルを残しておけば

いつでも印刷できますし特に印刷する必要はありませんが

確認のためにも一度印刷して領収書類と一緒に残しておくことを

おすすめします。

 

「印刷する帳票の選択」ですべての申告書にチェックが入っていることを

確認して「帳票表示・印刷」ボタンをクリックします。

「申告書等送信票」が表示されたかと思います。

ここで「未送信」だと用紙に大きく赤文字で「未送信です」と

表示されています。

 

見逃す心配はありませんので「未送信」の文字がなければ無事に送信されています。

pdfファイルが表示されたらまずはpdfファイルとして保存します。

保存したら印刷してみましょう。

 

「決算書・収支内訳書データ」を作成してあれば下に

「決算書等の表示」の欄があるかと思います。

決算書などは別になっていますのでここも忘れずに

「決算書等帳票の表示」ボタンをクリックして

pdfファイルの保存と印刷を実行しましょう。

 

最後に「入力データを保存する」ボタンをクリックして

「送信済みのデータ」を保存します。

 

確定申告書の帳票と決算書等の帳票の保存と印刷が終わったら

「送信・印刷終了 次へ>」ボタンをクリックします。

「送信後の確認事項」のページが表示されます。

「納期限」は実際の税金を納める期限です。

確定申告書の提出期限と同じとなっていますのでご注意ください。

 

また印刷した申告書等送信票(兼送付書)の「提出区分」の「郵送等」に

チェックがある場合はこのページの「2 添付書類等の提出」を参考に

提出してください。

 

確定申告をe-Taxで送信したあと残しておくファイル

「e-Tax」で無事に確定申告の送信が済んで「送信後の確認事項」を

確認したら「送信・印刷後の確認終了 次へ>」ボタンをクリックします。

 

「ご利用ありがとうございました。」ページが表示されます。

ここで最後のデータを保存しましょう。

「入力データを保存する」ボタンをクリックして保存します。

「アンケート」は任意ですが暗証番号とパスワードで混乱したり

間違えたりしたら一言入れておくと良いかもしれません。

 

下の方に注意書きがあります。

「申告書等送信票(兼送付書)」の「提出区分」で「郵送等」に

チェックが入っている書類はちゃんと郵送しましょう。

チェックがなくても税務署から「見せてね」って言う場合があるから

保管しておいてください。

確定申告して安心せずにちゃんと税金を納付してください。と書いてあります。

確認が済んだら「終了」ボタンを元気よくクリックしましょう。

もう画面を閉じても大丈夫です。

 

ここで今まで保存したファイルを整理しましょう。

必ず残しておきたいファイルは

→所得税等の確定申告書のpdfデータ

ファイル名を変えていなければ「h○○syotoku.pdf

→決算書等のpdfデータ「h○○kessan.pdf

→次年度に引き継いで利用できる最終の入力データ

ファイル名を変えていなければ

○○年所得申告及び決算書等データ(○○).data

以上の3つです。

 

「電子申請等証明書」が必要な人はTOPページから

「メッセージボックス確認」をクリックして

「利用者識別番号」と「暗証番号」←英数のパスワード

でログインして「メッセージボックス一覧表示」ボタンから

「受付完了」と書かれたメッセージを表示します。

 

「電子申請等証明書交付請求」の「交付請求」ボタンをクリックして

表示された画面の「ダウンロード」ボタンをクリックします。

「名前を付けて保存」から所定のフォルダに保存します。

拡張子は「.xml」です。

ファイル名を変更していなければ

電子申請等証明書-日付と時間等の数字-.xml」となります。

 

初めて「e-Tax」を利用して開始届出の「電子申請等証明書交付請求」や

「電子申請等証明書交付請求」が保存してあれば一緒のフォルダに残しておきましょう。

 

 

 

確定申告をe-Taxで申告した場合に保管する書類

「e-Tax」でオンライン申告するメリットとして

添付書類の提出を省略できるというのがあります。

たとえば医療費控除を受けるためには

医療費の領収書を確定申告書と一緒に提出しないといけません。

 

医療費控除は生計を一つにする家族全員の年間医療費が

10万円を超える場合に受けることができる控除ですので当然医療費の領収書も大量になります。

すべてをそろえて提出するのです。

 

それでも医療費の領収書は封筒に入れて

提出することになっていますのでそろえるだけでいいのですが

生命保険料の領収書類は「添付書類台紙」に貼り付けて提出です。

 

この用紙にはいろいろな書類を貼り付けるのですが貼り付け場所が小さくて大変なのです。

「e-Tax」では5年間保管すればいいのです。

添付書類は5年間保管となっていますが帳簿類の保管期限が7年ですので

一緒に7年間保管するようにすれば「領収書や帳簿は7年間保管する」とわかりやすくなります。

 

では「e-Tax」で申告した場合にどのような書類を保管すればいいのでしょうか?

【収入に関する書類】

「配当」等の「支払通知書」や「特定口座年間取引報告書」

給与所得がある場合は「源泉徴収票」の原本

年金等の所得がある場合は公的年金等の「源泉徴収票」の原本

退職所得以外の所得の合計額が2000万円を超える方は

財産および債務の明細書

【所得控除関係】

雑損控除:災害等に関連してやむを得ない支出の領収書

医療費控除:医療費の領収書、医療費の明細書

社会保険料控除:「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」等

小規模企業共済等掛け金控除:支払った掛け金額の証明書

生命保険料控除:支払額の証明書

地震保険料控除:支払額の証明書

寄付金控除:寄付金の受領書およびその団体が適格であることの証明書等

勤労学生控除:学校などから交付を受けた証明書

【税額控除関係】

特別控除がある場合は計算明細書等

上記に該当する人はそれに対応した書類を保管します。

要するに「確定申告書」を作成するのに参照した書類は

全部まとめて紙袋に入れて「○○年確定申告関係 ○○年まで保管」と

書いて「確定申告関係」と書いた段ボール箱にでも詰めておくってことですね。

 

以上で確定申告作業は終了です。


e-Taxの基本作業から知りたい方は「確定申告のe-Taxについて(前編)」をご覧ください。



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