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「せどり」
という言葉を耳にした人は多いのではないでしょうか。

せどりとは一体何なのか、せどりでお金を稼ぐとは何をすることなのか、

せどりについての概略とお金を稼ぐ方法についてご説明いたします。


背取り?競取り?糶取り?

「せどり」という言葉には、様々な感じが当てられます。

主なものは、「背取り」「競取り」「糶取り」の3つです。

それぞれの漢字の意味と、それぞれの「せどり」の意味を見ていきましょう。

 

背取りとは

この「背」とは、本の背表紙を意味しています。

本を転売するときに、一つ一つの本を吟味していたら、

時間がいくらあっても足りません。

本の転売を商いとしている人は、本の背表紙だけを見ても

「これは売れる本」「これは売れない本」と判断できるのです。

 

「背」表紙だけで「取る」か「取らない」かを判断する商売であることから

「背取り」と呼ばれたとも言われています。

 

競取りとは

卸売や市場などで「競り」をしながら「取る」ので、

「競取り」と言われたとも考えられています。

ネットを通した古本販売や、古本を扱うチェーン店などが無かった時代は

良い「古本」を求めて、古本業者は競り取っていたのです。

 

糶取りとは

「糶」とは、「せり」とも「うりよね」とも「ちょう」とも読みます。

元々はお米を売ると言う意味で、コメの販売や行商のことを指します。

価値のある古本などを担いで行商したことから、

「糶取り」つまり行商のことを「せどり」と言ったのかもしれません。

 

せどりとは?せどりでお金を稼ぐとは?

せどりとは、安い値段で手放したものを、

高い値段でも購入したいと言う人に売る仕事全体を指し示します。

元々は古本の売買だけを指していましたが、

CDやDVD、ゲームのソフトやビデオのソフト、カレンダーなど

様々の中古品がせどりを行う人によって販売されています。

 

中古品を転売した額から中古品を購入する金額を差し引いたものが

せどりを行った人の利益になります。

実際は、中古品を販売するときに生じる手数料や送料、

中古品を購入するために動いた移動費などの諸経費を差し引いて

残った額が利益として計上できます。

 

ネットで簡単に転売する商品を見つけることもできますが、

自分の足を使って良い中古品を探す人もいますので、

せどりは時間も手間もかかる作業だと言うことができます。

また、どのような商品が求められているのか、

相場はどの程度なのか、またどのように安く購入できるのかなど

せどりを行うためには、リサーチや準備も必要となります。

 

せどりの手順

せどりは、まずどのような商品がいくらで求められているかを

調査することから始めます。

中古品市場を見て、定価でいくらのものが中古でいくられ売られているか

把握します。

 

①せどりで扱う商品を決める

せどりは、プレミア品ばかりを扱うのではありませんので、

定価より安くで売れている商品も、せどりのターゲットとなります。

例えば、定価5,000円の本が、

中古市場では3,000円で取り引きされていたとします。

 

その中古本を1,000円で仕入れることができるルートを発見したら、

「せどり」としての商売が成り立つのです。

この時に、商品の取引量がある程度以上あることもチェックします。

いくら安く仕入れられたとしても、実際にはめったに売れない商品なら

いつまでも在庫を抱えることになってしまいます。

 

②せどりで仕入れた商品を販売する

昔のせどりは中古本屋さんなど実店舗に限られていましたが、

現在でのせどり市場は主にネット上です。

アマゾンやヤフオクなどの個人で販売できるプラットフォームを利用して

商品の販売を行います。

 

③お客さまが商品を購入する

お客さまが商品を購入してくれれば、せどりによるビジネスが完了です。

お客さまが商品として選んでくれるためには、

魅力的な値段、写真をアップロードする必要がある場合には魅力的な状態、

迅速な応答や発送などのサービスが必要となります。

 

せどりで販売する商品を購入しようとする人は、

よほどプレミア特典が付く商品でなければ、

「値段の安さに魅力を感じて」購入するのです。

「中古品で状態もそんなに良くないのに高い」などの評判が付けば、

今後、せどりでお金を稼いでいくことに困難が生じるかもしれません。

 

「良い商品だった」「状態が良かった」「きれいだった」と言われるように

丁寧に検品することが非常に大切と言えるのです。