世界中の国々は、それぞれの通貨を発行しています。

FX取引では、世界に194あると言われている国の

全ての通貨を扱うことはできません。

 

ですが、ネット証券会社が増えてくるに従い、

外貨取引が個人の投資家などに手軽に行われるようになり、

多くの通貨を取引することが可能になりました。

 

多くの通貨ペアで取引ができると言っても、

日本において一番需要があり、多く取引が行われているのは

アメリカドルと日本円の通貨ペアです。

 

全く為替市場に興味がない人でも、

アメリカドルと日本円の動きについては、

頻繁にニュースで取り扱われるので情報が入りやすく、

初心者でも初めに選択することが多い通貨ペアです。

 

世界的な為替の取引を見て見ると、

ユーロとアメリカドルの通貨ペアでの取引が

最も取引量が多く行われています。

 

世界的に見ても、輸出入の貿易はドル建てで行われることが多く、

信頼性と取引量が多いので、

アメリカドルは「世界の基軸通貨」とも言われています。

 

そしてその次に取引量が多いのがユーロですので、

アメリカドルとユーロの通貨ペアの取引は、

必然的に一番多くなるのです。

 

このユーロとアメリカドルの動きは、

FXを行う人なら、毎日把握しておくことが勧められます。

 

世界の通貨は、

すべて国内の動きだけで価値が決まるのではありません。

色々な通貨とのバランス、国際情勢、そして国内情勢など

様々な要因が絡み合って、通貨の価値が決まるのです。

 

ですから、ユーロとアメリカドルと言う、

巨大な通貨単位が示す動向は、

他の通貨の動向にも大きな影響を及ぼすのです。

 

日本円とアメリカドルの通貨ペアを保有している人なら、

日本とアメリカの情勢だけを見るかもしれませんが、

これは大きな間違いを生むことがあります。

アメリカの経済は、対日の経済の関係だけで

決まっているのではないからです。

 

より大きな影響を与える対ユーロの関係を知ることで、

アメリカドルと日本円の相場を予想したり、

時間差でアメリカドルと日本円の相場が動いたりするのです。

 

例外はありますが、ユーロとアメリカドルの相場において、

ユーロ高アメリカドル安になると、

アメリカドルと日本円の相場は、

アメリカドル安日本円高になりやすいという傾向があります。

 

また、どの通貨ペアで取引を始めようか考えているときにも、

ユーロとアメリカドルの相場を見ることで、

値動きを予想しやすいペアを、予測することが可能になります。

 

ポジションがあるときもない時も、

ユーロとアメリカドルの動きに注目しましょう。