FX取引をしていく際に、覚えておくべき概念が

「スワップポイント」です。

スワップとは、二つの通貨の金利の差を意味しますが、

この金利の差とは、通貨ペアを構成する

二つの国の金利の差を日割りで計算したものを指します。

 

この国の通貨ごとの金利は、変動はありますが

通貨の信用度などをもとに決まっていて、

日本円の金利は、バブル崩壊後は低金利になっています。

ですから、日本円と他の国の通貨で取引する場合は

外貨を買う時に、スワップが付くことが多いです。

 

つまり、外貨をある期間保有していることで、

利益確定や損切りなどの決済を行わなくても、

外貨預金のように金利がつくので、

その金利にあたるものが「スワップポイント」なのです。

 

具体的なスワップポイントの計算方法について見てみましょう。

例えば、アメリカドルと日本円の通貨ペアで取引を開始するとします。

アメリカドルの金利が3%で、日本円の金利が1%だったと仮定します。

スワップは、二つの通貨の金利の差ですので、

アメリカドルを購入する場合は 3%-1%=2%

1日当たり2%÷365のスワップが発生します。

 

この金利は毎日変動するので、

証券会社のホームページでも確認できます。

○通貨を△日間保有していた場合のスワップポイントは、

(1日目のスワップ+2日目のスワップ+・・・+△日目のスワップ)

× ○÷365 と計算することができます。

 

日本円でアメリカドルを購入した場合は、

スワップがプラスであったのでスワップポイントもプラス、

つまり相場の上昇により利益を得たとしても

それにさらにスワップポイントが上乗せされ、

思った以上の収入を得ることができます。

また、相場が下降し、損切りをする状況であったとしても、

スワップポイントが加算されますので、

損失が若干少なくなることが予想されます。

 

ですが、いつでもスワップもしくはスワップポイントは

プラスではありません。

例えば、通貨ペアのうち、金利が少ない方の通貨を購入した場合、

スワップポイントはマイナスになり、

利益確定を行っても若干利益が減り、

損切りを行う時は、さらに損失が大きくなってしまいます。

 

また、経済情勢や国と国との関係によっても

通貨に対する金利は毎日変動していますので、

高額なスワップが発生したり、

マイナスの金利になることもありますので、

購入前に、安定しているのかどうか、

長期に保有することができるのか

確認するようにしましょう。

 

特に、資源国通貨やマイナー通貨の時は

確認が必要です。