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外貨取引を行う通貨ペアを見て、

金利の差がプラスであるときは、

利益も増える嬉しい「スワップポイント」ですが、

いつでもそのように利益が増えるばかりではありません。

 

金利の差を日割りで計算しますので、

一つ一つの値は微々たるものですが、

取引通貨単位が大きくなり、また長期的に外貨を保有していると、

マイナスの金利の場合のスワップポイントは、

無視できないほど大きな額になることもあり、

決して「お小遣い感覚」の利益、

「ちょっと嬉しい」ポイントということにはなりません。

 

取引を始める前に、

その相場が利益を生み出しそうかということ以外にも、

その相場で選ぶ通貨ペアのスワップポイントも

きちんと把握しておくようにしましょう。

スワップがマイナスの時は、

保有している期間が長ければ長いほど

スワップポイントによる損失も増えてしまうからです。

 

この金利の差が非常に大きくある場合、

この差を生かして、

為替レートの動きではなくスワップの利益を狙って

取引することを「キャリートレード」と言います。

 

2006年ごろ、日本円の金利が超低金利で、

しかも円安が続いていたので、

外貨を購入することで、為替による利益と

スワップポイントによる利益を両方得ると言う

「キャリートレード」が一大トレンドとなったことがありました。

 

円安と日本円の超低金利が続いているうちは

それらの投資家に大きな利益をもたらしましたが、

突然、円高になったときに、スワップポイントもマイナスにつき、

大きな損害を受けた投資家も少なくありませんでした。

 

先進国のメジャー通貨は、

そのように時々起る経済的な変動を除くと、

比較的安定しているので、

スワップポイントも大きくはありませんが、

 

マイナー通貨や資源国通貨は、

頻繁に経済的な変動が起こり、

通貨の価値も不安定で上昇下降が激しく起こります。

このようなマイナー通貨や資源国通貨を含む通貨ペアでは、

スワップポイントが非常に大きく、

保有しているだけで非常に大きい利益を得られると

計算されがちです。

 

もちろん、予想通りに相場が動き、

その大きなスワップポイントも

プラスのままで存在しているならば良いのですが、

 

不安定さはスワップポイントに大きく影響を与えますので、

突然スワップポイントがマイナスになったり、

為替レートが思わぬほうへ変動することがあります。

 

これらのリスクの高い通貨ペアでの取引を行う時は、

取引通貨量を調整するなど、

安全策を何か一つは取るように心がけましょう