アメリカの市場が活発に動いている時間帯、

つまり日本時間では夜中に当たる時間帯は、

為替のチャートが急激に動くことが多い時間帯でもあります。

 

特に、いつもとは異なる程度に動くときは、

アメリカ国内で何らかの経済指標の発表があった時が多いです。

この時間帯に注文もしくは決済をしようとすると、

急激な値動きのせいで、

なかなか確定の注文が通らず、受理されない事もあります。

 

このように為替レートを大きく動かす要因になるものが、

GDP(国内総生産)や雇用統計、消費者物価指数などの

経済指標の発表です。

 

今回の発表で何らかの大きな動きが察知されるときは、

発表の前から「買い」や「売り」の注文で、

市場が非常に混雑し、注文しにくい状況になることもあります。

 

このような波が経済指標の発表の前に現れると言うことは、

反対に言うと、何らかの重大な発表があるということです。

このような動きを観測したら、乗り遅れないように分析し、

今、注文をするべき時であるのか、

またそうではないのか、冷静に判断する必要があります。

 

経済指標で相場が動くことが多いですが、

多くの国々でほとんど毎日のように行われる経済指標の発表全てが

為替の相場に影響を与えるのではありません。

 

為替の相場に影響を与える経済指標と、

ほとんど与えない経済指標を見極めることが重要です。

 

結論から言うと、

通貨の中で最も強い影響力を持つアメリカドルのある

アメリカ合衆国の経済指標の発表が、

国際的な為替相場に最も影響を与えるものです。

ですから、全ての国の経済指標の発表を網羅するのではなく、

アメリカ合衆国だけに絞って注目するようにしましょう。

 

その中でも、基本的に毎月第一金曜日に発表される

アメリカの「雇用統計」は、ダイレクトに為替に影響を与えますので、

世界中の画家取引のトレーダーが注目する発表となります。

基本的に第一金曜日の

ニューヨーク時間の朝8時30分に発表されますが、

祝日などで例外もありますので、確かめておきましょう。

 

この雇用統計の中でも、

失業率と非農業部門雇用者数が要チェックです。

これらの数字により、為替だけでなく株価も大きく動きます。

 

その次に大きな影響を与えるとされるGDP・国内総生産は

GDPの発表の翌日に個人所得と個人支出の値を発表しますので、

これらの数字も為替に大きく反映されます。

 

そして毎月一回月半ばの

ニューヨーク時間の朝8時30分に発表される

消費者物価指数や生産者物価指数も

相場を大きく動かす要因となります。