経済指標の発表、特にアメリカの経済指標の発表は

為替の相場に大きく影響を与えるものだと理解しました。

ですが、この発表が特に大きな為替レートの変動につながるのは

どのようなときでしょうか。

 

今回の経済指標の発表で、

このような点が発表されると予測が付いている場合は、

それに合わせて為替ディーラーや個人投資家たちが

発表の前から「売り」や「買い」の注文をしますので、

発表後の為替の動きよりも、

発表前の動きが活発になることもあります。

 

大きな変化が発表されると予想され、

発表前から大量の外貨が動いたにもかかわらず、

横ばいの経済状況の発表のみに終わった場合、

「売り直し」や「買い直し」といった作業が

見られることもあります。

 

また、予想通りの変化が発表され、

大きな「売り」と「買い」の取引が行われ、

市場が急激に活発化することもあります。

 

ですが、最も為替レートに大きく変動がみられるのが

事前の予想と発表結果が大きく異なる「サプライズ」の時です。

この「サプライズ」は、

予想と異なる結果が出ることはほとんどなく、

予想幅と大きく異なることで、予想外の利益をもたらすのです。

 

経済指標がプラスの結果を示していても、

予想とは大きく異なりあまり大きなプラスではなかった時、

「売り」注文が大量に出まわることになりますし、

反対に掲載指標がマイナスの結果を示していても。

予想よりマイナスの値が少なければ

「買い」注文が多くなされ、ここでも利益を得る人が増えます。

 

このような「サプライズ」で、日本円とアメリカドルのような

比較的安定した通貨ペアにおいても、

1ドル50銭、もしくは1ドル1円と短い時間幅で大きな値が動きます。

 

新規に売買の注文をしようとしても、

同じように注文しようとする人が非常に多いので、

波瀾を含みそうな経済指標の発表の前には、

ポジションを準備しておくことが勧められます。

 

雇用統計・消費者物価指数・GDPの為替に影響を与える三大統計に加え、

生産者物価指数と貿易収支の発表も、為替に影響を与えますが、

 

それ以外にも「住宅着工件数」や「建設許可件数」、

「新築住宅販売件数」や「中古住宅販売件数」や「対米証券投資」、

「消費者信頼感指数」や「ミシガン大学消費者信頼感指数」、

「景気先行指数」や「小売売上高」や「ISM製造業景況指数」、

「ISM非製造業景況指数」や「鉱工業生産・設備稼働率」、

「FOMC議事録」や「半期為替報告書」なども

為替相場に大きな影響を与える指数です。