様々な要因や景気の動向、国際的な関係などから

為替は大きく影響を受け、変動します。

株式は、この為替とかなり密接な関係にあり、

国全体の株式がそろって影響を受けることもあります。

 

ですが、株式はあくまでも企業単位のものですので、

インサイダー取引等、個人あるいは団体の力で

値を左右することも多いにあり得ます。

インサイダー取引とは、

一般的に公開されていない会社の内部情報をもらすことで、

株価が大きく変動することを前もって知り、

その情報に基づいた取引を行うことです。

インサイダー取引はもちろん法律で罰せられます。

 

株式を似た動きを示しますが、為替は国家単位のものですので、

このようなインサイダー取引や個人の力が

介在しにくいという特徴があります

 

ですが、時としては、

個人の発言が為替に大きな影響を与えることがあります。

これは、世界の「要人」と呼ばれる人の発言に限りますが、

この要人たちの発言によって、為替が大きく変動するのです。

 

国際通貨で最も大きな力を持つアメリカドルは、

そのアメリカドルの大本である

アメリカの要人の発言に左右されます。

 

アメリカで、アメリカドルの相場に大きく影響を与えるのは、

アメリカ大統領とFRB・米国連邦準備制度理事会の議長です。

 

対外政策についてまた、国内の金融政策について

アメリカ大統領が話す内容は、大きくメディアに取り上げられ、

為替にも影響を与えます。

 

また、米国連邦準備制度理事会の議長は、

FOMCつまり金融政策の会合の後の記者会見や議会証言で

どのような経済の見通しを持っているか

もしくは金利のコントロールについてどう考えているかを

話します。

その発言が、内容や微妙なニュアンスまで、

大きな話題となり、為替の値を変動させるのです。

 

アメリカドルに次いで国際的な流通量と信用度の高いユーロも

要人たちの発言によって、影響を大きく受けます。

EUの金融政策を行うECB・欧州中央銀行の総裁の発言は

EUだけでなく、アメリカやヨーロッパ、日本の為替に

大きな影響を与えます。

ECBでの理事会以外でも国際会議などの場面でも

大きな影響のあるコメントをすることがあります。

 

それ以外では、各国の中央銀行の総裁の発言も要注目です。

ドイツ中央銀行の総裁や、イギリス中央銀行の総裁、

日本銀行の総裁の発言も、相場に影響を与えます。

 

それ以外には、個人投資家の中でも

世界的規模の投資家の発言には注目も集まり、

為替を動かす力があります。