イギリスポンドとスイスフランは、

国際的な流通量も信頼度も高いメジャー通貨ですが、

値動きが意外に大きいので、注目すべき通貨でもあります。

 

イギリスポンドの特徴は、

投機性が高く、また、値動きに加速がつきやすいことです。

一日の範囲でも、非常に幅のある値動きを示しますので、

短期投資家、デイトレーダーにも人気の通貨です。

 

もちろん値動きの幅が大きいということは、

利益も大きくなる可能性がありますが、

損失も非常に大きくなる可能性が高いということです。

このリスクも併せ持つイギリスポンドを取引するときは、

1000通貨単位での、

保険をかけながらの取引を心がけましょう。

 

また、イギリスポンドの投機性の高さは、

アメリカドルなら1ドル100円前後、

ユーロなら1ユーロ100円台半ばを動くのに対して、

1ポンド100円台の後半から200円台前後を動くことにも

大きく関係しています。

また、世界一物価が高いとも言われるロンドンで、

取引の大部分が行われることも、市場に影響を与えています。

 

国としては大国ではないのですが、

通貨としては非常に人気があるのがスイスフランです。

アメリカドルとスイスフランの取引は、

アメリカドルとユーロ、アメリカドルと日本円に次いで

大きいと言われているほどの取引量を誇ります。

 

スイスの特徴は、「永世中立国」であることと

外国人にも預金をしやすくしている「銀行の体制」にあります。

 

「永世中立国」ですので、戦争が起こった時やテロが勃発した時は、

自国の貨幣価値の暴落が始まる前に、

スイスの銀行に資金を逃避させることがよくあります。

戦争やテロだけでなく、金融や政情が不安定なときも、

スイスフランを購入して、資金の確保を行うことが多いです。

 

また、スイスはこの「永世中立国」かつ

外国人に対しても預金のしやすい「銀行の体制」を

最大限に活用して外貨獲得をするために、

非常に早い時期から、金融のオンライン化を導入し、

スイスに行かなくても口座を開設できるようにすることで、

さらなる外貨獲得を実施し、効果をあげてきました。

 

そのように普段からでも、

何かの時のためにスイスに口座を持つことが

会社単位もしくは投資家たちの間で一般的でもありますが、

有事のときにはさらに需要が高まりますので、

スイスフランの価値の高騰も頻繁に起こります

 

このように国際情勢を非常に敏感に反映するスイスフラン。

スイスフランが絡む通貨ペアを保有することは

伸び代がある分、期待できるトレードになるでしょう。