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「移動平均線」とは、過去の何日間かにわたる終値の平均を

チャートに書き入れ、線で結んだものを指します。

例えば、「5日移動平均線」なら、

過去5日間の終値の平均値を、順番に結んだ線です。

 

具体的に説明するならば、

今日が2月10日とするならば、今日の5日移動平均は、

2月6日・7日・8日・9日・10日の終値を平均したもので、

次の2月11日の5日移動平均は、

2月7日・8日・9日・10日・11日の終値を平均したものです。

これをこのように毎日分計算し、線でつないだものが

「5日移動平均線」と呼ばれるものです。

 

これは、パソコンやスマホを通じて外貨取引を行うなら

どんな会社のチャートにも基本機能として付いています。

つまり、それほど意味のある「線」なのです。

 

移動平均線で、上昇トレンドや下降トレンドなどのトレンドの把握や

実際に「売り」や「買い」の注文を行う売買のタイミングを

知ることが可能になります

 

このように結んだ移動平均線の、どこに注目すればいいでしょうか。

まずはじめに、移動平均線の傾きに注目するのがポイントです。

移動平均線が右肩上がりになっていたら、上昇トレンド、

反対に右肩下がりになっていたら、下降トレンドと分かります。

 

傾きがほとんどない、もしくは、

わずかな上下運動の中におさまっていたら、

レンジ相場と判断することができます。

 

その次には、傾きの角度に注目します。

移動平均線の傾きが急であるということは、

トレンドの勢いが強く、波瀾の予想ができますし、

反対に、移動平均線の急な傾きが、

緩やかになっている傾向を読み取ったら、

トレンドの勢いが収束してきたことを意味します。

 

その日一日だけの終値を結んだもので予測するより、

5日間の平均値で予測をするので、

突然上昇したもしくは下降したという「例外的な為替の値動き」に

左右されない判断をすることができるのが、

この「移動平均線」で予測をする強みと言うことができます。

 

「例外的な為替の動き」は、特に短い期間のチャートを見ると

惑わされやすいものであります。

短い期間のチャートを見るときも、

その日一日の動きよりも、移動平均線で見ることで、

数字に惑わされない感覚を養うことができるのです。

 

動きが少ない為替の相場や、

もっとマクロな視点でチャートを見るときには

「25日移動平均線」など、

平均をとる期間を長くした平均線もあります。

 

これらもパソコンやスマホで見られるチャートで

加えることができますので、線を挿入することで、

テクニカル分析の精度を上げていきましょう。