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チャートを読み解くために様々な補助線を引きますが、

その中でも他の補助線と組み合わせて活用することができるのが

「サポートライン」と「レジスタンスライン」です。

 

レンジ相場で、低値が何度も跳ね返る「サポートライン」は、

長期間を表す移動平均線を

短期間を表す移動平均線が下向きに越える「デッドクロス」と

組み合わせることで、

為替レートの下落のサインを読みとることができるのです。

 

このデッドクロスが生じた地点から、

移動平均線が二本ともサポートラインを下回るなら、

レンジ相場が終わり下降トレンドに入ると予測できますので、

「売り」のタイミングと言うことができます。

 

このように移動平均線がサポートラインを割ってさらに下がるなら、

このサポートラインが、

次のレンジ相場でのレジスタンスラインとなることも多いです。

 

また、サポートラインを下回る動きがあったとき、

そのサポートラインが示す値は

今後のブレークポイントの目安となることがあります。

 

ブレークポイントとは、相場の転換点を示し、

「ブレークポイントだ」と多くのトレーダーが認識することで、

「指値」や「逆指値」などの注文する人が多くなり、

さらなる値動きの影響を与えるポイントを言います。

 

チャートで読みとれる時間のスパンを変更することで、

過去1年くらいの最高値や最低値を把握するならば、

基礎的な読み方ですが、ブレークポイントを知る助けになります。

 

チャートをパソコンで表示するときよりも、

スマホなどのモバイルで表示するときは、

当然のことですが、見られる範囲が狭くなり、

チャートを包括的に把握することが難しくなります。

 

チャートを小分けにしていると、

大事な節目を見逃すことも多いので、

時には、パソコン上で大きく見るか、

チャートを長いスパンで表示させて印刷できるなら

紙に印刷して眺めることで、

よりイメージとしての為替レートの動きを把握が容易になります。

 

チャートを読む際に気をつける点は、大きく分けて二つあります。

一つは「木を見て森を見ず」とならないよう、

常に大きな流れから例えば1年1カ月といった長期間のチャートから見て、

だんだんと小さなスパンのチャートを見るようにします。

大きな流れから徐々に最近の流れを知ることで、

相場の傾向が見えてくるのです。

 

そしてもう一つは、「策におぼれない」ことです。

チャートを読むテクニカル分析やファンダメンタルズ分析の手法を

それが全てだと過信しない事で、慎重な取引を行えるのです。