チャートの転換点となる、レートの数字がぴたりとわかればいいな・・・と

つい思ってしまいます。

多くのテクニカル分析がありますが、教えてくれるのは

「そろそろ動きますよ」といったタイミングだけ。

何か起きそうな数字を教えてくれるものがあったら・・・。

 

それを解決してくれるのが「フィボナッチリトレースメント」。

魔法のようなテクニカル分析ですが、もともとオカルト的な数字で作られています。

 

「フィボナッチ数列」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

0、1,1,2,3,5,8・・・と続くこの数字、前の2つの数字を足して並べていったもので、「フィボナッチ数列」と呼ばれています。

一見何の変哲もない数字ですが、調べてみると全く不思議なことに自然界のありとあらゆるところに出現します。

植物や動物、昆虫・・・。

この不思議な数字の連続を割り算して出した数字は0.618に近づいていきます。

1:1.618、0.618:1、これら数字はピラミッドやパルテノン神殿のような

歴史的建造物でも多く使われ、最も人間から見て美しい比率とされることから、

名刺の縦横の比にも使用されています。

これを黄金比と呼び、あろうことか為替に利用しようというものです。

 

フィボナッチリトレースメントでは、基準となる数字は、

61.8%と100からこの数字を引いた38.2%、補足として50%の数字を用います。

見てみましょう。

 

Fibonacci03

 (チャート参考:FXブロードネットテクニカルチャート講座/フィボナッチリトレースメント)

まずはいったんの最高値A、最安値Bが出てからフィボナッチを表示します。

丸で囲われた部分がそれぞれレジスタンスとなっていますね。

 

具体的な使い方としては、大きなトレンドにおける「押し目」や「戻り」を

判断するのに用いられます。

いったん戻したこの為替、これが戻りとなって下降していくのか

それとも本当に戻って上昇するのか、それがわからなくてはエントリーのしようがありません。

強いトレンドの場合、戻りは38.2%ラインにとどまり、

その付近をレジスタンスとして下降していきます。

弱いトレンドの場合は半値戻りの50%ライン、もしくは61.8%ラインまで戻ることもありますが、

それ以上戻るときは元の位置まで戻るといった考え方が一般的です。

 

この奇妙な「フィボナッチ」。

神秘的な数字がそうさせるのか、

それとも多くの人が信じることによってそうなるのか真意の程は謎ですが、

「鶏が先か、卵が先か」悩むより、試しに使ってみましょう。