FXというと、とかく短期売買にばかり目が行きがちですが、

ポジションを持ち越すことによって、スワップポイントという金利をもらえることがあります。

スワップポイントとは2つの通貨間の金利差で、それを365で日割り計算し、

保有するポジション量をかけあわせれば、ざっくりとした計算が可能です。

 

金利は日によって変動するのでいくらか、ということは言えませんが、

FX会社のホームページやFXシステムに表示、あるいは掲載されているので、

いつでも確認することができます。

また通貨によっても異なり、金利が高いのは、資源国通貨、マイナー通貨です。

このスワップポイント、日割りで見るので非常に小さな数字ではありますが、

1ヶ月や2ケ月という単位で見るとなかなか侮れない金額となってきます。

 

そこで06年~07年ごろは「キャーリートレード」と言って、

スワップポイント狙いで外貨を買って保有する人が多くいました。

当時の日本は超低金利なうえ円安、軒並みスワップは高く

「外貨を買って持っていれば儲かる」という状況でした。

実際多くの人がそれによって利益を得ていたようです。

 

このスワップポイントを運用したいと思った時に顕著に表れるのが為替変動リスク

情勢によっては円安による為替差益とスワップポイントの両方を得ることも可能ですが、

逆にスワップポイントはもらえても為替差損分資金がマイナスになる、

ということもじゅうぶんあります。

スワップポイントの運用は、リスクを知ったうえで、

厳密な計算のもと行わなければならないようです。

 

また、このスワップポイント、取引によって必ずもらえるというわけではありません。

売りと買いが逆の場合マイナスとなり、支払わなければならないということもあります。

通貨同士の金利差なので、低いものから高いものを引けばマイナスですね。

そのマイナス分も同じように365日の日割りで割って

ポジション数量と掛け合わせたものがFX会社によって、システムより引き出されます。

持越しによって生じた利益と比べるとたいした金額でなければ、

あまり気にする人もいませんが、損失を抱えたままのポジションを保有し続けている場合、

スワップでのマイナスも相まって、ダブルのマイナスを重ね続けることもあり得ます。

 

あくまで「おまけ」程度でしかないスワップポイントですが、

含み損を抱えたポジションでは積もり積もれば笑えない数字になりそうです。

やはり、持越しは含み益があるときのみがいいようです。