YouTubeで収益を挙げるようになると、
解析ツールなどで、収益発生時にどれくらいの金額になるのか、
再生数1000回あたりでどれくらい収益が発生するのか、
月間いくらの収入になるのか、
などが簡単に調べられるようになります。
全体の収益自体は全体の再生数や動画の人気に左右されますが、
再生数あたりの収益額というのはあまり変わらないのではないかと、
思われがちです。
動画本数が少ないうちは収益が増えるだけですので、
あまり広告一つあたりの収入の変化に気づかない事が多いですが、
ある程度本数が増え、長い期間動画投稿を続けていると、
広告一つあたりの収益が大幅に変化していると感じる事が
あるかもしれません。
例えば、再生数1000回あたりで200-300円の収益を
挙げていたのが100-200円になってしまうのです。
これには、様々な理由が考えられます。
1.「スキップ不可の動画広告が掲載されなくなった」
YouTube上の広告には4種類の広告がありますが、
何が表示されるかは投稿者にはわかりません。
しかし、最も収益率の良いスキップ不可の動画広告に関しては、
全てのユーザーに提供されているものではなく、
一部の投稿者にYouTubeが掲載を許可しているものになります。
これが何らかの理由で不許可になった場合、
再生数辺りの収益率が激減する可能性があります。
ただ、これに当てはまる方はかなり少ないでしょう。
2.「長編動画の再生中広告の設定忘れ」
長編動画の場合、再生中広告と言って再生中に複数回
広告を掲載できるようになる機能があります。
しかし、これはデフォルト設定されるものではなく、
デフォルトは再生の最初に表示される広告だけです。
普段から長編動画を投稿する機会が多く、
そして普段は再生中広告を使っているという場合、
何かの拍子に新しく投稿している動画で再生中広告を
設定し忘れ続けた場合、再生数辺りの収益が減少する事があります。
3.「企業側がGoogleに支払う広告掲載料が減った」
最も可能性が高いのが、
そもそも企業の広告掲載料自体が減っているというケース。
広告掲載というのは基本的には新製品の開発時や
販売数を一気に広げたい場合に行う事が多いです。
また、YouTube動画を試聴するユーザー向けの広告でもあるので、
広告掲載をする企業にも偏りがあります。
そうなると、そう言った企業群が広告を出さない時期というのが
時折生まれるようになるので、広告掲載の競争率が下がり、
広告掲載料が相対的に下がります。
Google側の収益が減れば、当然投稿者への報酬も減るので
再生数辺りの収益が下がる結果に繋がります。
このように、様々な原因で広告収入が減ってしまうのですが、
報酬の変動に対して投稿者側が出来る事は少ないです。
ある程度、余裕を持って収入を立てるようにしましょう。
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