Amazon輸出ビジネスでお金を稼ぐなら、まずAmazonの規約を熟知する必要があります。

特に、Amazonで禁じられている事柄を理解しておくなら、評価も高くなり、長くビジネスを行っていけるようにもなります。
 

また、Amazonには独自のシステム「FBA」があります。
「FBA」を上手に活用すれば、最小限の手間で利益を得ることも可能です。
Amazonの禁止事項と、FBAの仕組みについて見ていきましょう。

 

Amazonの禁止事項


Amazonでは原則的に4つの行為を禁止しています。

1.購入者にAmazonを経由しない直接取引を持ちかけること

2.購入者に金銭や品物を約束し、良い評価を付けるように誘導する行為

また、購入者が悪い評価を付けたときに、金銭や品物で取り消しを依頼する行為

3.設定した期間内の発送を守らないことや、

注文を行った後の出品者の都合によるキャンセルが続くこと

4.並行輸入を禁止しているメーカーの商品を輸出する行為

 

1と2は、決してしてはいけない行為ですが、3の場合は、発送遅延やキャンセルが複数回行われたときのみアカウント停止の対象となります。

4の場合も、即アカウント停止になるわけではありませんが、悪質な場合は訴訟問題に発展しますので、注意が必要です。


FBAとは何でしょうか?


FBAとは「Fulfillment by Amazon」の頭文字を合わせた略語で、主に個人業者など人手が足りない販売主(セラー)に向けて、出品や配送を簡便化するためにつくられたシステムです。


事前に登録しておく必要があることと、月々のFBA管理費、そして販売された商品一品当たりの手数料を支払う必要がありますが、上手に利用すれば、手数料や管理費以上の売り上げが期待できることと、人件費を大幅に削減することができますので効率よくAmazon輸出でお金を稼ぐことができるようになります。 

具体的には、販売する商品の中でも売れ筋の商品など常に注文の受諾と発送を行わなくてはならない商品をFBAに登録し、一括してAmazonの倉庫に納品しておきます。
すると、商品の注文が来る度にAmazonが商品の発送や購入者とのやり取りを代行してくれるのです。

これで、発送業務に追われることなく、多くの商品を販売し、効率よくAmazon輸出でお金を稼ぐことができます。




FBAの利用方法


では実際に、FBAをどのように利用することができるのか見ていきましょう。


Amazon出品者登録


Amazonのホームページから「出店サービス」へ入り、Amazonに出店する登録を行います。
登録はネットと電話だけで行えますので、だれでも簡単に行えます。
 

まず最初に「大口出品」と「小口出品」を選んで登録を進めていきますが、Amazon輸出でお金を稼ぐ目的を持つならば、「大口出品」を選択しましょう。

「大口出品」は、月に40個以上の商品が売れた場合は、「小口出品」よりも利益率がよくなります。
たくさん販売して、しっかりお金を稼ぐなら迷わず「大口出品」を活用します。 
 

出品の拠点となる会社もしくは個人の情報を登録し、月々の管理費と販売された商品に応じた手数料の引き落としを行うクレジットカードの情報を登録します。クレジットカードは法人カードでなくても、Amazonの出品者個人のカードで問題ありません。

 
アメリカのFBAを利用する場合、住所や電話番号などやクレジットカードなどはすべて日本のものをそのまま使うことができますが、利益を受け取るときの銀行口座だけはアメリカのものである必要があります。
 

アメリカの銀行口座開設とFBA登録


アメリカの銀行口座には「個人口座」と「法人口座」があります。
個人口座で事業性の高い資金の移動を行うと、最悪の場合には口座が凍結されてしまいます。

まず、法人口座(ビジネスアカウント)を開くことから始めましょう。


法人口座を開設するには、法人を設立することが必要です。

アメリカでは法人設立に日本ほどの手間や費用がかからず、日本語でアメリカ法人設立や法人口座を開設できる代行業者も多数あります。
それらの業者を利用して、アメリカに行かずともアメリカ法人設立とアメリカの法人口座の開設を行えます。


アメリカに法人を設立したり口座を開設することに不安を覚える人は、アメリカで発生した売り上げを代行して受け取る業者もあります。

販売者のスタイルに合う方法で、Amazon輸出ビジネスを始めましょう。


そしてその次はいよいよ「FBA」の登録です。

FBAの登録は「セラーセントラル」の「在庫管理ツール」から行うことができます。
すでに登録した商品の販売手段を「Amazonから出荷」に変更します。

同じくセラーセントラルの管理画面から、商品ごとに「商品ラベル」「納品書」「配送ラベル」を印刷します。 

すでに発送できるように梱包した商品一つ一つに「商品ラベル」を貼り付け、「納品書」をラベルを貼った商品の包みを段ボール箱に入れ、「配送ラベル」を外箱の目立つ所に貼り、Amazonの倉庫に送ります。これで、FBAの登録と、準備はすべて完了です。


アメリカのAmazonのFBAに納品する


主にアメリカで商品を販売しようとする場合には、アメリカのAmazonのFBAに納品することで、一つ一つの商品にかかる海外送料を大幅に削減することができます。

ですがAmazonは海外から直接FBAに納品することを禁じていますので、アメリカの現地で日本から輸送する商品を受け取って、FBAに納品する業者を立てる必要があります。

この転送業者はAmazonからでも紹介していますが、安心は保証されるものの手数料が高すぎると言う難点があります。
ネットなどを活用して個人的に転送業者や個人事業者を見つける方が効率よくAmazonでお金を稼ぐことに結びつきます。
 

転送を行ってくれる知り合いがいる場合は、リスクの低さから言っても手数料の安さから言ってもベストの選択となりますが、そのような知り合いがいない販売者は日本の業者でアメリカでの転送を行っている会社を利用することが次善策になります。

万が一トラブルがあった時も日本語でやり取りができる安心感と、本部が日本にあるので時差のない対応ができることもこれらの日本の業者を利用するメリットです。
 

FBAシッピングプランを作成する


FBAに納品する度に、「FBAシッピングプラン」を作成する必要があります。
FBAシッピングプランとは、FBAに納品する荷物の詳細を記したものです。


Amazonのセラーセントラルの左側に表示される「在庫」の欄の、「FBA在庫管理」の項目をクリックすると、FBA販売を行っている商品の一覧が表示されます。
FBAに納品したい商品のチェックボックスにチェックを入れ、「在庫商品を納品/補充する」を選択し、「go」をクリックします。 


次のページで表示される内容に従い、発送元の住所や経由先の住所の入力、一つの段ボール箱に一つだけの商品が入っているのか、それとも複数の商品を混在させているのかを選択し、送る商品の数量を記入し「continue」を押し、FBAラベルの印刷をします。
 

そしてアメリカ国内で、Amazonが提携しているUPSを配送手段にするのかそれとも他の業者を利用するのかの選択を行い、「FBAシッピングプラン」の作成が完了します。
 

FBAに納品するときの注意点


アマゾンジャパンのFBAに納品するときも、転送業者を介してアメリカのAmazonに納品するときも、梱包には気を配る必要があります。

同じ商品を発送しても、梱包が美しいならば購入者からの評価も高くなり、梱包が良くない場合は、返品率が上がったり悪い評価を付けられたりします。


商品の梱包材にナイロン袋を使用する場合には「窒息警告(Warning)」の表示、先がとがった部分がある場合は、エアパッキンで厳重に包むこと、商品が箱よりもかなり小さい場合には、緩衝材を入れて揺れを防ぐこと、など、多く可能性に配慮する必要があります。 

特にナイロン袋は布製品を包むときや、赤ちゃんや子どもの商品を包むとき、そして紛失する恐れのある小さな商品やぬいぐるみを包むときに用いられます。 

この梱包に必要不可欠なナイロン袋を、ふざけて頭からかぶって窒息するならば、ふざけて頭から袋をかぶった本人ではなく、ナイロン袋に警告を記さなかった販売者に責任が生じるのです。
英語や複数の言語で記された「警告シール(Warning)」は、Amazonでも販売していますので、きっちりと活用して対応しましょう。

 
また、FBAに納品できない商品もあります。

アメリカのAmazonのFBAでは、危険物や可燃物、リチウムイオンバッテリーを含む商品、アメリカの保健関連省庁であるFDAによって禁止された商品、たばこやアルコール、武器を納品することを禁じています。

日本では最近特にリチウムイオンバッテリーを使用する商品が増えていますが、2013年のボーイング787のリチウムイオンバッテリーの発火事故以来、規制が厳しくなっています。

リチウムイオンバッテリーを搭載する商品をAmazonで販売しお金を稼いでいくためには、その商品に限ってはFBAを使用せず、個別に発送するようにしましょう。
 

また、納品できる商品の包装箱のサイズも決められています。

アマゾンでは納品する際の段ボール箱を、標準サイズ2種類、特殊サイズ4種類に分け、それぞれ別の倉庫に保管しています。
送料とサイズの兼ね合いを考え、梱包方法なども吟味しましょう。

 

FBAに商品を補充する


セラーセントラルの在庫管理画面で、FBAに納品した商品の在庫数をチェックすることができます。
商品を配送するのに必要な時間なども考慮して、常に在庫を切らさないように注意しましょう。


また、販売者が把握している在庫数とAmazonで表示される在庫数が異なることがあります。
このような場合は商品数の右横に記される+もしくはーをクリックし、在庫数の調査が必要なことをAmazon側に知らせましょう。

 

FBA倉庫への直送に挑戦する


Amazonでは、海外からFBA倉庫へ直接搬入することを認めていません。
もしこれを認めてしまうと、関税が請求された場合、受取人、つまりAmazonが輸入者となりますのでAmazonが税金を支払うことになるからです。

ですから、Amazonが輸入者とならないように、なおかつ関税が請求されないように商品を発送すれば、AmazonのFBA倉庫に商品を直送することもできるのです。 


Amazon輸出ビジネスでお金を稼ぐには、少しでも経費を節約する必要があります。
アメリカ側に商品受け取りの拠点を設ける必要がないなら、その分、経費が大きく削減できるのです。
 

例えば、DHLやUPSなどの国際宅配業者を利用して商品を輸出すれば、それらの宅配業者が関税の支払いを行いますので、Amazon側に税金の請求が行くことはありません。


それ以外にも、商品の受取人をAmazonのFBAとしないことでAmazon側への税金の請求を回避することができます。

インボイスに記す「importer」の欄に、代行業者の名前や納税者番号を記入することで、輸入者が名義上「Amazon」ではなく「代行業者」であることになります。
 

稀にですが、これらの方法を活用しても、通関からAmazonに税金の連絡が行くこともあります。

万が一の可能性をなくすために、FBA倉庫に直送する商品は通関にチェックを受けそうな商品(電気機器や動植物、嗜好品など)を避けることや、インボイスを丁寧に詳細に書く事、一度に大量に発送しないことを心がけることができるでしょう。




FBAで利益が上がる仕組み


FBAを活用すると人件費や送料などが最小限になり、結果としてAmazonを活用してお金を稼ぐことにつながりますが、FBAで利益が上がるのは、それだけが理由ではないのです。


消費者が安心して商品を購入できる


Amazonが販売を代行しますので、購入者は他の商品よりも安心して購入することができます。
個人出品者などには非常に嬉しいメリットです。
 

常に上位に商品が表示される


価格を下げるよりも確実にAmazonの商品検索一覧で上位に表示されるのがFBAの商品です。
上位に表示される努力よりも、簡単かつ効果的なのです。

 

Amazonの配送サービスを利用できる


Amazonは迅速な配送をモットーとしているネットショッピングモールです。
無料もしくは有料で、購入者に速達サービスが提供されるのです。

この迅速な配送サービスが、アマゾンの顧客満足度の高さにもつながっています。
個人で手間をかけて配送するよりも、アマゾンの配送サービスを利用する方が購入者の満足を得られるのです。


FBAを最大限に活用する


手間も省け、売り上げ増にも貢献するFBAですが、コストが増えることと、FBA倉庫への納品に、ある程度余裕を見ておかなければならないのがデメリットとも言えます。
FBAを最大限に活用するために、これらのデメリットに対処する方法を見て行きましょう。

 

商品ラベルを自分で貼る


FBAで扱う商品には、FBA専用のラベルを貼る必要があります。
FBAではこの専用ラベルを、商品1個当たり数十円の手数料で貼ってくれるサービスがあります。

FBAで商品を販売するだけでも商品1個当たり15%前後の手数料がかかりますので、このラベルを貼る部分は出品者側で行い、手数料を少しでも削減することが、利益を上げることにもつながるのです。

FBAを利用している商品の在庫管理ページから、商品ラベルの印刷を行うことができます。
A4サイズのラベル用の紙(1シート当たり24枚のラベルを作成できます)を購入して、サイズに合わせて印刷するだけで、簡単にラベルを作成することができます。

ラベルを作成したら、商品を梱包した外箱に貼り付けます。
家庭用のプリンター1台でできる作業で、多くのコストが削減できるのです。


FBAにこのラベル貼り付け作業を依頼すると、納品数と在庫数に食い違いが出る可能性も増えます。
このような地道な作業はFBA任せにしないことが、コストだけでなくトラブルを減らすことにもなるのです。

 

FBA倉庫への納品期間を短縮する


FBAへの納品に手間取り、販売のチャンスを失ってしまったり、商品の価格が大きく値崩れしてしまったりすることもあります。
Amazonの販売状態とリアルタイムで連動するためにも、FBA倉庫への納品期間をできるだけ短縮することが望まれます。

ここではアメリカのFBAを利用する場合を例に取り、商品の仕入れから、FBAから購入者へ出荷する期間を6つに分け、それぞれのポイントにかかる時間をどのように削減することができるかを具体的に見ていきましょう。 

1、商品の仕入れから発送地点に商品が到着するまで


商品を仕入れる業者を選択することで、仕入れから発送地点への商品の到着にかかる期間を、短縮することができます。
仕入れに活用する業者が、Amazonやヨドバシドットコムなどの即日出荷を実施していることが望ましいでしょう。

また、個人業者から仕入れる場合も、休日などの発送について事前に把握しておきましょう。

 

2、発送地点からアメリカに発送するまで


仕入れ先から届いた商品をすぐに郵便局に持っていくことができれば、発送地点からアメリカに発送するまでの時間を、短縮することができます。
Amazonの納品書を印刷しておくことや、ある程度の商品をまとめて仕入れるなら、空いた時間に梱包とラベル貼りを済ませておくことで、時間の削減を図れます。

また、郵便局の伝票とインボイスをオンラインで作成するサービスを活用することで、手書きにする時間を削減できます。 


3、アメリカに発送してからアメリカの拠点に商品が到着するまで


国際間の時間を短縮する最善の方法は、商品の外装に貼り付けるインボイスを正確に書くことです。
正確な情報を記すことで、税関にかかる可能性が下がります。

しかも税関での余計な出費も防げますので、一石二鳥にもなります。 

EMSやDHLなどの速達サービスを利用するならば、もちろんアメリカに到着するまでの期間は短縮します。ですがコストも増えてしまいますので、最善策とは言えません。

 

4、アメリカの拠点からFBA倉庫に発送するまで


アメリカの拠点で、FBAに納品する作業がスムーズにできるように「外装のチェック方法」と「貼りつける伝票の作成方法」をシステム化しておきましょう。

理想は、拠点に到着してから FBA倉庫へ即日納品することです。

 

5、FBA倉庫へ発送してからFBA倉庫に納品されるまで


アメリカは国土が広いので、国内輸送にも航空便を使用します。

陸送便を使用するとコストは下がりますが、時間はかかります。できればFBA倉庫の近くにアメリカの拠点を置くことです。

 

6、FBA倉庫に納品されてから商品が販売されるまで


FBA倉庫ではFBAのラベル貼り付けサービスも行っています。
ラベルを出品者側で貼りつけておくならば、ラベル貼り手数料も節約でき、販売までの期間も短縮できます。





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