在庫セラーと無在庫セラーの特徴」では、Amazonでは

比較的お客様が注文の「キャンセル」をしやすい環境にある

ということについて述べました。

では、これを在庫セラーと無在庫セラーの立場で考えてみましょう。

無在庫セラーのデメリット

在庫セラーは、

基本的にあまり問題はありませんね。

FBAを利用しているならすぐにもAmazonが発送をしてくれます。

場合によってはその日のうちに届くことすらあるわけです。

自己発送を行っている場合でも、

一般的には3~4日もあれば到着するでしょう。

Amazonからは、

「発送しましたよ」というメールが

即座にお客様に送信されますから、

お客様にはキャンセルをさせる猶予を与えないことになります。

ところが。

無在庫セラーはどうでしょう。

注文が確定してから、

セラーはAmazonアメリカなどに注文をします。

すると、そこから約2週間です。

この間に、

万一お客様の都合でキャンセルになってしまったら、

結局、注文した品物が「在庫」になるわけです。

もちろん、そうならないような対策をとればいいわけですが、

こうしたリスクを確実に回避できるわけではありません。

さらに、注文が入った時点で、

Amazonアメリカの在庫が切れてしまったということもあります。

こちらに非があるわけではありませんが、

お客様ががっかりする、ということは十分に考えられますよね。

また、クレジットカード決済の場合には問題はないのですが、

Amazonギフトカードなどを利用している場合には

決済処理が行われてしまっていますので、

返金処理もしなければなりません。

さらに、商品によっては「今なら売れる」というものもあります。

無在庫セラーの場合には、

それに乗り遅れる可能性もあるわけです。

 

在庫セラーのデメリット

さて、こうなるとやはり「在庫セラー」のほうがいいかな、

という気もしてきますが実際はどうでしょうか。

無在庫セラーのように

発送までの期間が長いことによって発生するリスクは小さいものの、

在庫を抱えることによるリスクは少なくありません。

リサーチをして、自分では「売れる」と思った商品が、

まったく売れないということも十分ありうるわけです。

また、資金的な限界から、

多彩な商品を扱うことができないというデメリットもあります。

お客様の中には、

「輸入品ならある程度時間がかかるのも仕方がないかな」と考える人もいます。

発送までの時間が短いことに越したことはありませんが、

短くなければ勝負はできない、というわけではないのです。

 

自分の状況にあった選択を

このように、

無在庫セラーには売れない在庫を抱えて

借金が増えるというようなリスクはありませんが、

「発送」という点でデメリットが生じます。

逆に在庫セラーは、

すぐに欲しいという顧客のニーズには応えられますが、

商品が売れなかった場合のリスクは計り知れません。

無在庫セラーは、

あくまでも「手数料ビジネス」に徹するやり方です。

在庫セラーは、

それに「スピード」という付加価値を転嫁して取り組みます。

どちらにもメリットとデメリットがあります。

あなたの状況に応じて、方法を選んでください。